羽を求めて
毎度毎度、かなり早い段階から例のセンサーに悩まされること甚だしい、アキラです。
例のセンサーというのは、モンスターハンター有史以来から実在すら有り得るとまことしやかに囁かれている都市伝説、物欲センサーのことだ。これに引っかかってしまったら最後、夏休みの深夜に眠気と戦いながら目を血走らせ、悪鬼羅刹、バトルサイボーグもかくやといわんばかりの修羅となり、黙々と対象モンスターを虐殺し続けることになる。これは実話であり、やっちゃんのことでもある。
リオス科
モンスターハンターの生物学には、このような細かな分類が存在している。
それが、初代ポータブルの時代。
筆者とケンシロウは最終強化にまですんなり行ったのだが、やっちゃんはこの時に前述の物欲センサーに魅入られており、狩っても狩っても蒼火竜の逆鱗だけが出なかった。もちろんのこと、筆者とケンシロウには出るのだが、やっちゃんにだけは出なかった。そして、夏休みの深夜に来る日も来る日も蒼と桜というクエストを回し続けた思い出がある。最終的にやっちゃんに逆鱗が出たかどうかは忘れてしまった。
と、このように物欲センサーは恐ろしい。
そして筆者は早くも、この物欲センサーに引っかかったようだ。ただ単に出にくいだけなのかも知れないが。その素材というのが、ブナハブラから剥ぎ取れる飛甲虫の羽という素材だ。パッと聞いただけでは、ブナハブラを毒にしてチョチョイと剥ぎ取ればホホイッと出そうなものである。
筆者はモンハンをやれば、まずはランポス装備に該当する装備。次にブナハブラ装備かレウス装備と決めている。これが筆者の王道だ。LYNXさんに先を越されてしまったけれど、今回もその道をしっかりと歩むことにした。防御力ではランポス装備の方が高いが、ブナハブラ装備には今回、納刀がある。ヘビィボウガンの筆者としては嬉しいスキルだ。
虫狩り程度ならば一人で十分なので、筆者はつい最近作った姫竜砲を担いで地底洞窟に。ブナハブラを発見次第、毒弾を撃ち込み、落ちたブナハブラを剥ぎ取る。ブナハブラから剥ぎ取れる素材は、羽、甲殻、モンスターの体液の3つ。モンハンの体液はあまり剥ぎ取れなかったと思うので、羽と甲殻でフィフティーフィフティーかなと思っていた。
思っていた。
ザクザクと剥ぎ取り、蓋を開けてみればクエスト終了の時点でポーチの中には
飛甲虫の甲殻✖️8
モンスターの体液✖️2
飛甲虫の羽✖️2
という、ちょっとワケわかんない文字と数字が並んでいた。報酬にしても体液や甲殻がワンサカ出る中、羽だけは1枚だけという惨状である。これは偶然なのであろうか。ブナハブラ装備を作るには、ブナハブラの羽が各部位に3枚ずつ、合計で15枚必要になる。ちょっと筆者は蒼くなり、集会所のふらっとハンターにもブナハブラの討伐を依頼。再びブナハブラ12匹の討伐へと向かって行った。
しかし、やはり結果は同じ。
12匹倒して、その全てを剥ぎ取り、報酬も合わせて1クエストで羽が手に入るのは多くて3枚程度にとどまる。それはふらっとハンターでも同じで、1回につき1枚。羽の剥ぎ取り確率ってそんなに低いのだろうか?
もともとの確率が
甲殻60%
モンスターの体液15%
羽25%
くらいならまぁ納得できなくもないが、果たしてそこまで低いのか? 結局、虫の討伐に3回ほど行った。それだけでブナハブラは36匹筆者に狩られている。そして、やっとの思いでブナハブラ装備が完成した!
いいねぇ、カッコイイ。
やっとシンボルカラーと自分で勝手に決めている赤い装備ができた。で、ちょっとここでアイテムボックスを確認してみる。
飛甲虫の羽✖️0
飛甲虫の甲殻✖️33
なにこれ?
こんなに羽って出にくいのだろうか?
イメージだけで行くと甲殻より羽の方が出やすかったような気がするのだが。
しかしまぁ、虫の装備だけあって防御力紙切れ!
30に満たないので、おこレイアの火弾いっぱつでキャンプ送り。火に弱いからなおのことダメージドン! 更に倍!
そして村クエだけど、ようやくナグリ村に到着しました。随分と久しぶりに溶岩の無い冷えたナグリ村を見た。個人的にこっちの方が好き。この景色とかね。
あー、あと久しぶりに見たと言えばこれ。
落とし穴にハマってそのまま討伐されてしまったババコンガである。
昨日、2等兵さんとStefanさんが来てくれていた時に撮影したもの。筆者の見間違いでなければ、Stefanさんがボタンを間違えて、ババコンガの逃げた後で落とし穴を張っていたなぁ。
2等兵さんも2等兵さんで我が部屋の魔力に侵され始めたのか、最近とてもハッチャケておられるので筆者はニヤニヤしてペンを握っています。
そして最後に…。
剣士でバトル装備を作ろうと思ったのだけれど、暖かい毛皮が圧倒的に不足していた。どうも角ばかりを狙って打撃し過ぎて、一つも手に入れてない。
取りに行かねば!!!
(物欲センサー……。)
物欲の呪縛は、終わらないのだ…。