トリはイャンクック

 

最近、未来から自分がやってきて困惑している、アキラです。

そのアキラ曰くAI(人工知能)による核戦争が起きてしまい、アキラが抵抗軍のリーダーとして奮戦し、人類の未来を切り開いているらしい。どこのジョン・コナーであろうか。是非ともシュワルツェネッガーを連れて来てほしいものである。まあ、もしそんなもん連れてきた暁には世界からモンスターが一匹残らず駆逐されるのではと半分心配ではある。

 

ていうか、そのコマンド―出身の筋肉モリモリマッチョマンの変態はすでに二人ほど4GでもXでも見かけたような気がするぞ。

 

さて、昨日のことね。

昨日はちょっとモンハンやり始めるのが遅かったんだけど、最近のトレンドは「ゼヨぉ…」の、Stefanさんが入室してきてくれました。その時にやっちゃんもいたんだけど、野良の人と二人でG級の飢餓イビルジョーへ出撃していった。便乗して筆者とStefanさんもG級闘技場へ。こんな時でもないと闘技場ってやらないもんね。

 

まずはザボアとザボ亜を討伐する。

 

 

Stefanさん

「この闘技場…

        使える武器がない!

 

 

そういえば筆者が見てきたStefanさんの使用武器はハンマー、スラッシュアックス、ランスである。ギルドカードを確認してみたところボウガンにも2という数字が付いていたらしい。この闘技場で使えるのは大剣、太刀、操虫棍ガンランスヘビィボウガンである。なんともいえぬ選択肢ではあるなあ。とりあえずはStefanさんは大剣を選択。筆者はガンランスだ。

 

ザボア討伐のキーポイントは、肉質が限界までやわらかくなり、なおかつ動きも緩慢になって攻撃し放題になる、あの膨らんだ状態のときにどれだけダメージを稼げるかにかかってくる。と、筆者は勝手に思っている。ガンランスは思ったよりも踏み込み突きと斬り上げの攻撃力が高く、正段突きも砲撃を織り交ぜることで手数が格段に増えるので、膨らんだ時は突きをメインに立ち回り、氷鎧をまとって固くなった時は肉質無視のフルバーストを狙う。

 

しかしまあ、筆者のザボア種苦手ここに極まれりというか、先の死神憑依による大連敗の後遺症というか、とにかく一番緩慢な膨らんだ状態の時にごろごろと転がるザボアに轢かれまくり、結局、クエストが終わるころには回復薬Gを10個も飲み干してしまった。アメ車並みの燃費の悪さである。しかし、Stefanさんが慣れないながらも大剣で溜め斬りなど炸裂させ、ダメージを稼いでくれました。

 

Stefanさん

「砥石しようとしたらブレスされる!」

 

一番、痛いやーつ!

なんか、その瞬間を見たような気がする。

押し流されていくStefanさん。



 

アキラ

           が入室しました。

 




Stefanさん

「ダニイ!?」

 

こいつが、冒頭で書いた未来から来たというアキラです。まあ、Stefanさんは一発でその正体を言い当てましたけど。このアキラの正体は猫怪人さんですこのお遊びの為だけに一からキャラクターを育てたのだそう。装備も筆者と全く同じである。ABYSSさんにかなり手伝ってもらったそうで。

 

えーと、筆者の超☆Wordのによるとこのあとやっちゃんも交えてG級の黒ティガへ出撃したようだ。そこで筆者はティガレックス系にはランス系】という鉄の掟を無視して双剣を手に取った。やはりやはり筆者は死神に取り憑かれているらしい。回避性能、回避距離の無い双剣では、筆者の腕では厳しかっただあ! まずやっちゃんが轢き潰され、筆者が轢き潰され、後を追うようにして猫怪人(未来のアキラ)がオチてクエスト失敗。その記録は間違いなくSランクの3分ほどだ。

 

そこで筆者はランスに持ち替えた。

ランスを持ってさえいれば、ティガレックスどもに不覚も遅れも取らんのですよぉぉぉ! 二回目の筆者達は強かった。今度は間違いなくSランクの速さStefanさんが尻尾を切断! そのタイムは驚異の1分程度! やっちゃんが麻痺を入れてダブルアキラのダブルランスが猛襲! そして、Stefanさんは安定の気遣いで頭を譲り、爪を破壊!


どうだ見たかティガレックス! 筆者はランス持っていたら貴様なんぞに遅れは取らんのじゃあ! がははははは! 筆者は豪快に余裕の笑い声を上げながらティガを追跡。目線は完全に上から目線である。

 

こういうところが筆者の可愛いところ(お食事中の方、失礼しました)やはりやはり昨日の日記で書いた戒めを全く覚えていない。あろうことかティガの投石を間違ってカウンターしてしまったのだ。投石には岩と爪とに一回ずつ判定があるのでカウンターをしてしまうと、もう片方の判定に引っ掛かり、ダメージを受けてしまうのだ。そして昨日の日記同様に体力の回復を怠っていた筆者はその一撃で昇天! 筆者の学習能力の無さをひけらかすだけのクエストとなってしまった。

 

そしてStefanさんはお休みに。

 

 

偽アキラ

「震えて眠れ!」

 

Stefan

「ぷるぷる…」

 

いちいち可愛いStefanさんである。


こののち【アキラファン組織AKR48】という何やら怪しい組織の所属だというタカジャンさんが入室。引き続き狩りへ向かう。タカジャンさんは大剣を装備しており、見事な溜め斬りフィニッシュを三回のクエストのうち二回決めた。そのうち一回をやっちゃんが撮っていた。

 

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まれに見る見事なフィニッシュである。

惚れてまうやろォォォォォ!!!



そしてラストはやっちゃんのキリンのギルドクエストへ。キリンは基本的に肉質が固くてダメージを与えにくいので、筆者は肉質無視のガンランスを装備。タカジャンさんは大剣。後はガンランスである。つまり三人ガンランスである。もう、嫌な予感しかしない。


その筆者の憂いは見事に的中し、砲撃の雨が乱れ飛ぶ大波乱のクエストとなった。キリンが吹っ飛んで動きを止めるたびに


やっちゃん

『ハルンケア置いときますね♫』


などと言って爆弾を置き、それが爆発して誰かが毎回犠牲になった。それに便乗して猫怪人さんまでもが爆弾を置き始めた。そしてその狂乱の渦の中に何故か野良モンスターのイャンクックまでもが乱入してくる!!!


この地獄絵図、ご想像いただけるだろうか?


なんとかキリンを倒すもイャンクックの暴走は止まらず、至福の剥ぎ取りタイムに突入した筆者たちに向けて突進を繰り返す。


ま、筆者はちょっと遅れてキリンに取り付いたので被害がなかったんだけどね。三人が綺麗に横一列に並んで仲良くイャンクックに吹っ飛ばされた光景が目に飛び込んできたときは、腹筋がブレイクするかと思ったよ。


〆はイャンクックが全て掻っ攫っていきましたとさ。オオトリイャンクックでした。


トリだけにね。ちゃんちゃん♫