運命の戦争

ガガガガガガガガガガガララアジャラア!!!

ドンドルマは終わりだぁぁぁぁぁ!!!
運命の戦争がッ!!!
邪龍ミラボレアスが来るぞぉぉぉ!!!
 
 
 
 
グサッ!!!
 
 
 
 
ちーん…。
 
 
 
 
 
はい。
のっけから大騒ぎしております。
アキラです。
 
最近あまりオンラインに行けてませんが、なんやかんやちょこちょこやって、ハンターランクも解放できました。でも相変わらずジンオウガ装備以上に可愛い装備が見つからずに、今でもジンオウガSを着たきりスズメであります。
 
最強の竜撃砲とか言って、砲術マスター付きのブラックガンランスを振り回しております。硬い部位の破壊にはもってこい! さてさて、昨日は久しぶりにマリ姉Stefanさんが一緒にいたので、入ってみた。筆者+やっちゃんという相変わらずの二人組で。
 
入ってみたら、なにやらマリ姉が装備をあれこれ作っているところだった。必要素材はモンハン部のチケットとギルドチケットというイベントクエストに行かなければならない、ちょっと特殊なチケット。紅玉や逆鱗ではないので、入手するのにそんなに苦労はしないであろう。と、そう判断して筆者たちは意気揚々と、ガブラスがワッサワッサと飛ぶ闘技場や、スクアギルリノプロスがドッコイドッコイと闊歩する闘技場へ出撃。モンハン部のチケットは確定報酬なので、簡単に入手できた。
 
 
が、しかしまぁ身をもって体験しているから力強く言えるのだが、物欲センサーナメちゃいかんぜよ。何故かギルドチケットが必要なマリ姉だけ出ない。泣きの一回! と言うまで出なかったのであるが、それまでの間、何も言わなかったStefanさんのポーチがどうなっているのか、ちょっと気になるところではある。
 
 
しかしまぁ、何とかチケットは揃った。
ここでかなり始めた時間が遅かったのもあり、Stefanさんは明日に備えてご就寝。何かのクエスト行っていた間に藻蟹さんが入ってきた。みんなで何行こう何行こうとなるのはご定番。筆者、ハンターランクが解放されたので、真っ先にアイツに行きたかったので、貼らせてもらうことに。
 
 
 
大轟竜
 
 
こやつ。
通称キティ。ティガレックス希少種。
略して希ティ。である。
 
筆者ずっとキチガイティガレックスの略だと思っていたんだけど、違うらしい。
 
 
とりあえずこいつは大咆哮さえ食らわなければ大丈夫というジンクスが筆者の中にある。ガンランスを背負って塔の頂きへ突撃!  MAXおこ状態以外の時は後脚と尻尾が斬れるので、その辺を重点的に攻撃していく。硬い頭と爪は砲撃で対処!
 
 
なんて計算された武器なのであろうかッ!
 
 
と、我が左手にあるガンランスを恍惚とした視線で眺めていた。そうこうしているとキティちゃんがブチ切れ座衛門状態に突入した。こうなったら攻撃力とスピードが異常なまでに跳ね上がるので、アッ!? と言う間にぶち転がされ、イッ!?と言う間に息の根を止められ、ウッ!? と言う間にキャンプに送還されエッ!?と言う間に仲間がその後を追い、オッ!?と言う間にクエストを失敗してしまうことになる。
 
いやまぁ、ならなかったけどさ。
筆者の場合はアッ!? をすっ飛ばしてイッ!?に行っちゃったけど。爆破やられ状態の時にグルっと回転アタックを食らってしまって満タンあった体力の100%が吹っ飛んだんですよね。
 
 
筆者のジンクスLYNXだった。
って、書いてみたけどワケが分からないよ。
 
まぁ、つまり
 
イッ
 
チッ
 
ゲッ
 
キッ!?
 
 
てぇことである。
そして更にマリ姉
 
 
 
 
 
ウボアーー!
 
 
 
という、仲間の操作を狂わせる断末魔を残して戦場から消えた。その筆者とマリ姉の屍を乗り越え、大轟竜の尻尾を藻蟹さんがぶった斬りやっちゃんが麻痺を入れ、筆者とマリ姉恨みの竜撃砲が炸裂する。そうして遂に、大轟竜は地に伏したのであった。
 
 
ぜぇぜぇと荒い息を吐いて集会所に戻ってきた。で、次にクエストボードに貼られたのは…。
 
 
 
 
 
   黒      龍
 

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ミラボレアスである。
ギリシア語運命の戦争を意味する。
ミラとはMoiraと書く。即ち、ギリシア神話に登場する運命の女神のことである。これは様々な作品に登場する。かの有名なシェイクスピアの四大悲劇の最高峰、ハムレットのセリフにこんな一節がある。
 
 
嗚呼、無惨なり。
運命神。汝(なれ)こそは淫婦。
天に住まう神々よ、この女神の力を奪い給え。
この女神が操る車を粉々に打ち砕き、
天の頂から地の底へと投げ捨て給え。
 
 
 
 
確か、こんなんだった。
正確に記憶してない…。
 
 
とまぁ、運命の定義、運命論、運命の捉え方、そして運命が如何なるものか、古くから我々人類がその見えざる力を畏れ、挑んできた事象でもある。そして、筆者も字書きの端くれ。筆者は筆者なりに運命という曖昧な感覚、超自然的なものを書き続けている次第である。
 
 
 
 
余計なお喋りをしたな。
 
 
話は逸れたが、みんなでミラボレアスに挑んだのである。何度見ても、ミラボレアスから発される絶望のオーラは凄まじく、赤紫に染め上げられた空は禍々しく、バックコーラスは正に、絶望的な戦争を彷彿とさせる。
 
 
そんな、破滅の雰囲気しかない戦場でクエスト開始の銅鑼が鳴る。まるで小枝を払うように筆者たちを蹂躙するミラボレアスなす術もなく、有効なダメージを与えることもできず、筆者たちはワタワタと走り回った。
 
 
 
 
      邪龍
 
 
      襲来
 
 
 
 
 
ウボアーー!
 
 
 
 
 
最期に…
 
ドロワを…
 
グフッ…。
 
 
 
と、こんな感じでとても個性的な断末魔を残してクエストは失敗に終わった。
 
 
滅多なことではオチない藻蟹さんが最初にオチた時はびっくりした。思わず現実世界で
 
 
 
 
カニィ!?
 
 
 
って、思っちゃった(笑)
それくらいには極限状態でした(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
圧倒的な力の差を見せつけられ、項垂れて集会所に戻ってきた筆者たち一同。懲りずにもう一度だけ挑むことに。
 
 
 
 
 
先ほどと同じように、おどろおどろしいムービーが流れて、クエスト開始の銅鑼が鳴った、その
 
5秒後。
 
 
 
 
 
 
 
ウボアーー!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ダニィ!?
 
 
マリ姉が開始5秒でキャンプ行き(笑)
連続爆発するブレスか何かをいきなりマトモに食らってしまい、無残にも
 
 
ぐっじゃぐじゃぁ〜ッぁ!
 
に、なってしまったようだ。
南無三。
 
 
筆者はもうガンランスで近づくのが怖すぎて、せっかく砲術マスターとネコの砲撃術が発動しているのでバリスタと大砲の玉で攻撃を試みる。ある時、ちょうどミラボレアス撃龍槍の前まで来たので、筆者は拘束用バリスタ弾を発射!!!
 
見事に捕らえられるミラボレアス
そしてそこに颯爽と現れるマリ姉
手早くカッチン! と撃龍槍のボタンを押して、対巨龍用の最終兵器を炸裂させる!
 
なんて見事な連携プレー!
 
 
更に更に、藻蟹さんの乗りがちょうど大砲の弾が当たるところで極まりダメージを稼ぐ。やっちゃんも広域回復で当たったらほとんど瀕死になっちゃう仲間の命を繋ぐ。
 
 
しかし、またしても敗戦。
やはりこいつは一筋縄ではいかない。
 
 
 
圧倒的敗北を喫したが、楽しかった(笑)
この圧倒的なモンスターの力が、モンスターハンターはタマラナイのである。ミラボレアスなんて小細工しないし、動きも緩慢なのにメッチャ強い。これが、タマラナイ…。
 
 
身体中、生傷だらけで勝った。
そんな狩りが、筆者は好きです(笑)